劇場版AIR。(※ネタばれ有り)

やっと暇が出来たんで観に行って来ました、劇場版AIR


初日は凄い混み様で10時過ぎにはその日のチケが完売したとかそんな話も聞いてたんで、気合入れて9時頃に池袋に行ったんですよ。

が、いざ劇場に着くと、行列が全然見当たりません。劇場受付付近に十数人居るのみ。

まぁ、公開から1週間経ったしこんなもんなんですかね(^^;



で、内容についてですが、(以下ネタばれなんでこれから観るつもりの人は見ないほうがいいかも)












原作をプレイしてる私の気持ちを率直に表すとAIRを原作にした2次創作映画って感じでした。

ゲームのストーリーをどう1時間半の映画にまとめるのかという点で期待してた人は肩透かしを食らうかも。

AIRの基本設定はそこそこベースにしつつも、設定の改変がちらほらとあったんで。

細かい点の改変を少しあげると、
・往人の人形劇、大人気
観鈴精神年齢マトモっぽい(っていうか恋する乙女)
観鈴、夏休みの課題(フィールドワーク)に取り組み中(学校は不登校
・晴子、ツッコミ系の性格無し
・神奈、おしとやか過ぎ(っていうか恋する乙女)


で、基本設定を無視した改変が、
・柳也、法術使い?
・柳也、死亡
・上記により、裏葉、出る意味無し(往人の一族のルーツはどこ?という矛盾発生
・神奈、母から受け継ぐ筈の呪いをデフォルトで装備
・往人の法術、終始人形動かすだけ
観鈴の病気と神奈の呪いの因果関係の説明一切無し(因果関係自体無い設定かも)
・故に、観鈴が普通にゴールして往人は旅に出て神奈は救われぬままというバッドエンド


原作知ってたらこれは違うだろみたいな意見になってしまうし、知らなかったら1000年前の神奈達の描写って意味あるの?って感想になりそう(^^;

でもやはりゴールのシーンでは分かっていつつも少し泣きました。

個人的総合評価は75~80点くらいってことで。
TV版の出来の良さを知ってる分辛口になりがちかも